馬の動かし方
本日は、馬の動かし方です。
乗馬クラブへ行くと、乗馬の前に、
馬の乗り方や、動かし方について説明があります。
よく、馬を車に例えて、その操作方法の説明が行われます。
1.手綱を左右に動かすことで、進行方向が操作できます。(ハンドル)
2.馬のお腹を蹴ると速度が上がります。(アクセル)
3.手綱を引くと馬が止まります。(ブレーキ)
だいたい、このような説明がされると思いますが、・・・・・・・本当はどうなのでしょうか!
えっ・・・それってどういうこと?と思われるかもしれませんが、
ご心配は無用です。初心者の人が乗る為に用意されている馬達は
大人しくて、安全で、従順な馬ですから、説明の通りの動きをしてくれると思います。
私が、これからお話するのは、乗馬で馬を動かす為の考え方です。
騎乗テクニックではありません。
馬は生き物です。
いろんな事を考えたり、喜んだり、怒ったりする感情を持った動物です。
その馬に、人が乗るんですが、これは物理的に馬の背に乗っているだけです。
馬を動かす為には、馬の肢が動かなければなりませんが、
この馬の肢を動かしているのは、もちろん馬自身であり、馬の意思なのです。
けっして、馬のお腹を蹴る事と馬の肢の動きは直接的にはつながっていません。
手綱操作も同じで、手綱と馬の肢の動きとは直接的にはつながっていません。
まずは、このことを理解することが乗馬する上ではとても重要なことなのです。
馬に乗るという事は、
たとえ馬に動きを指示しているのが人間であっても、
その行動の最終決定権を持っているのは馬だと言う事です。
その為、馬の動きを制御する為には、
馬の脳とコミニケーションをとらなければなりません。
このことを、「馬の頭に乗る」と言います。
乗馬とは、
物理的には、「馬の背に乗る」事ですが、
その本質は、「馬の頭に乗る」事なのです。
関連記事