種子島(2日目 JAXA編)
種子島宇宙センター内にある宇宙科学技術館は、
宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency)(通称JAXA)の
研究・開発活動を広く一般に理解してもらう為に作られています。
ロケットはもちろん、
人工衛星や国際宇宙ステーション計画、
地球観測、天体・惑星など、
宇宙開発における
さまざまな分野について展示されていて、
・「きぼう」日本実験棟実物大モデル
・宇宙情報センター
・ロケット打ち上げシアター
・ミュージアムショップ
などの展示施設があります。
上の写真は、H2Aロケットの実物大模型です。
ミュージアムショップでは、
JAXAや宇宙に関連したグッズの販売を行っていて
お土産に、宇宙食を購入・・・
バニラアイスとチョコレートケーキです。
注:但し、これは、宇宙食と同じ製法(フリーズドライ)で作られている
だけで、宇宙飛行士が食べているものではないみたいです。
さて、折角ここまで来たら是非参加したいのが、
施設案内ツアーです。(ツアーは無料ですが、予約が必要です。)
広い施設内をバスで、
専任のガイドによる解説付きで案内してくれます。
なんと、H-IIロケット7号機実機や
関係者以外立ち入り禁止のエリアにある大型ロケット発射場や、
総合指令棟(RCC)などが見学できます。
【写真左:1段目ロケット 写真右:2段目ロケット】
【写真左:第1段の主エンジンである高性能なLE-7Aエンジン】
【写真右:第2段の再々着火を可能にしたLE-5Bエンジン】
そして、このH型した建物が、
昨日使用したばかりの移動発射台です。
解説によると、ロケット打ち上げ後で、
まだ移動発射台(Movable Launcher)が射点にある状態で、
大崎射場(大型ロケット発射場)を見学出来るのは
非常に珍しいとの事でした。
通常、移動発射台は大型ロケット組立棟(VAB)の中にあり
見ることは出来ません。
ちなみに、左右に立っている鉄塔は、避雷針です。
移動発射台を移動するときは、
発射台の下に、ドーリーと呼ばれる
56本のタイヤを持つ車を2台入れて移動させます。
そして、こちらが総合指令棟
(Takesaki Range Control Center; RCC)の
内部の様子です。
なお、施設案内ツアーは、
1日3回行われていて、
ツアー時間は1時間15分で予定されています。
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