マゼノ渓谷

Weekend Horseman

2010年04月19日 23:29

日曜日は、
朝早くからドライブへ出かけて来ました。
阿蘇には、秘境のスポットもありますが、
車で行けても、あまり知られていないスポットもあります。

で、今回は、マゼノミステリーロードも開通したことなので
マゼノ渓谷へ行ってみることにしました。
地図はこちら

マゼノ渓谷とは、押戸石、間瀬野川など一帯の河川の総称のことです。
マゼノは馬の背のことで、この地域の地形が、
馬の背に似ていることから名づけられたようです。
総称ですから、何処にもここがマゼノ渓谷と言う看板は立っていません。

唯一の手がかりは、先週訪れた、押戸石へ向かう途中の
分岐路にある「マゼノ渓谷→」と言う看板の矢印だけです。
行き方は、道なりに進めば良いのですが、
途中で一箇所、右折しないとたどり着けません。
もちろん、車は1台しか通れない道幅です。


阿蘇の噴火による溶岩流が作ったといわれる一枚岩の上を、
清流が流れています。

苔むした岩が春の日差しを浴びて綺麗でした。

渓谷を見た後は、南阿蘇まで行って来ました。
南阿蘇にある乗馬クラブへ寄ったら、
なにやら忙しそうに、馬を馬運車に乗せるところでした。
何処へ行くのか尋ねたら、
熊本の水前寺公園で流鏑馬があるので
馬を運ぶ準備をしているとの事でした。

また、今日は鹿児島の串木野市照島海岸でも、
浜競馬が開催されているので
そちらにも、5頭運んでいるということでした。

今年は浜競馬、見に行きたかったのですが、
情報入手が遅すぎました、
今から、串木野までは遠すぎです。
また、来年の楽しみにとっておきましょう。

南阿蘇の月廻り公園でしばらく休憩して
久しぶりに、中岳へ上ってみました。

手前に見えるのが、草千里で、左奥に見えるのが中岳の噴火口です。

標高954mの米塚は、
阿蘇の神様・健磐龍命(たけいわたつのみこと)が収穫した
米を積み上げたものが山になったといわれています。
山頂のへこみは火口の跡ですが、
貧しい人にお米をすくってあげた跡だそうです。


まだ、野焼きの後で、わずかに緑が出始めたぐらいのなで、
こんな黒い山になってますが、夏になると緑の山になります。
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