押戸ノ石
先日の日曜日、朝早くから
温泉で有名な、阿蘇南小国町にある
押戸ノ石を見に行ってきました。
地図はこちら
丘の麓までは、車でも行けますが、
馬に乗れる人でしたら、近くの乗馬クラブから
往復3時間位の外乗で、ここを訪れる事も出来ます。
南小国西部地区農免道路
通称 「マゼノミステリーロード」も開通し、
いままでは、隠れたスポットでしたが・・・
これからは、訪れる人も増えるかもです。
ちなみに、マゼノミステリーロードから脇道に入ると、
そこから先、丘の麓の駐車場までは、
ほとんどが道幅の狭い凸凹道ですので、
車の運転には十分気を付けてください。
馬も車も、行けるのは丘の麓までで、
小高い丘は、自力で登らなければなりません。
駐車場方面から、丘を登って行くと、
頂上付近に近づくまで、石群は見えませんので
やや不安になりますが、あきらめず登りましょう。
ここからの眺めは、360度展望できる最高の眺望です。
小高い丘の上の標高845mの位置にその石群はあります。
説明板によると・・・・
伝説では、
鬼達が夜な夜な
この山でいしなご(お手玉)をして、
遊んだ石とも言われています。
最大のものは高さ5.5m周囲15.3mの巨岩で、ピラミッド型をしています。
画像をクリックすると、阿蘇テレビの動画が見れます。
人為とも思われる石の配置(直線やサークル)から
太古の遺跡ではないかと推測されていて、
大岩には約4千年前のシュメール文字が
ペトログラフ(岩刻文字)として刻まれており
他の石群と共に興味深い謎を秘めていると書かれています。
しかしながら、・・・・
調査によると、石は安山岩で表面はもろく、
残念ながら、4千年前の文字が風化せずに
残っていると結論づける証拠は見出せないみたいです。
でも、人によっては、
この押戸を「宇宙へのゲート(押戸)」と考える人もいる様で、
これらの石群が、壮大な宇宙への扉だと考えると、
また別の浪漫が広がります。
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