ルクソール観光です。
ルクソールは古代エジプトの都テーベがあった場所で、
現在も数多くの遺跡が残っている場所です。
多くのエジプト人はナイル川の流域で生活してますが、
大きく分けて、ナイル川東岸と西岸に分かれます。
日が昇る方角であるナイル川の東岸には、
カルナック神殿やルクソール神殿など生を象徴する建物があり、
日が沈む方向のナイル川西岸には死を象徴する、王家の谷や王妃の谷などがあります。
これは、ギザのピラミッドでも同じで、やはり、ナイル川の西岸にあります。
【王家の谷】
24の王墓を含む64の墓が発見されている場所です。
写真を期待されると思いますが、
墓内部の撮影は禁止されています。
ちょうど、私がツタンカーメンの墓に入るとき、
墓内部を撮影した外国人がスマホを没収されて
お金を払うからスマホを返してくれと懇願してました。
私は、墓内部の写真が撮れないので、
絵葉書みたいな写真を購入しました。
その為、著作権等考慮して、
掲載できる写真は「王家の谷」入口と入場券だけです。
このチケットで、3ヶ所の墓を見学できます。
見学する毎に、検札を受け丸い穴が開けられます。
エジプトの通貨の単位は
LE(エジプトポンド)とPT.(ピアストル)で、PT100 = LE1です。
1LE=約16円ぐらいでしたから、100LE=約1600円です。
ツタンカーメンの墓は別途入場券が必要です。
中には、ツタンカーメンのミイラが展示してあります。
しかし、黄金のマスクは、カイロの考古学博物館に所蔵されています。
どこの遺跡の入場でも、セキュリティチェックで荷物検査と身体検査がありますので
荷物は必要最小限をおすすめします。
ちなみに、私が訪れたのは、観光シーズンも終わりの4月でしたが、
すでに気温が41度で遺跡までの砂利道を歩きますので、熱射病にも充分な注意が必要です。
墓の中も、けっして涼しくはありませんので、もう少し早い時期がお勧めかも。
【ハトシェプスト女王葬祭殿】
古代エジプト唯一人の女性ファラオ、ハトシェプストが造営した葬祭殿です。
入場チケットです。
ここは、撮影OKです。
場所的には、王家の谷の裏側に位置します。
【王妃の谷(ネフェルタリの墓)】
お墓の中だけでなく敷地内撮影禁止でした。
王妃の谷の入場チケットです。
2016年11月から一般公開された、
ネフェルタリの墓に入るためのチケットです。
単位はEGP(エジプトポンド)です。やけに、高く、人数制限もあります。
ラムセス2世の妃ネフェルタリの墓は、大変美しい装飾が施された墳墓です。
内部には、ネフェルタリが神によって導かれる様子が描かれています。
【メムノンの巨像】
昔々、うめき声や口笛のような音を発していたメムノンの巨像です。
現在では、聞こえません。