「ベルリン国立美術館」特別展
行こう行こうと思いつつ・・・
開催期間が残りわずかになったので、
本日、九州国立博物館で開催されている
ベルリン国立美術館展に行ってきました。
今回、
Blogで紹介する展示作品写真は、
「九州国立博物館」から、Blog掲載用に提供して頂いた写真です。
先日は、クメールのヒンドゥー教遺産を見てきましたが、
今日は、音声ガイド・ナビゲーターの小雪さんのナレーションを聞きながら、
15世紀から18世紀にかけての
400年にわたるヨーロッパ美術を鑑賞してきました。
まずは、15世紀、キリスト教の宗教美術
《聖母子と聖ヒエロニムス》
ベルナルディーノ・ピントゥリッキオ
15世紀後半のイタリアでは、
理想の美しさの中に、魂の清らかさや美しさそのものが体現される。
あるいはその逆に、魂の美しさこそが人体に現れるという考え方だったそうです。
そうあって欲しいという気持ちはわかりますが・・・・。
今の世の中、そう簡単ではありませんね。(^_^;)
《龍を退治する馬上の聖ゲオルギウス》
聖ゲオルギウスは、キリスト教圏では、
ドラゴン退治でお馴染みの人物です。
龍は異教の世界を象徴しているそうですが、
馬の目の力強さに比べて、
馬上の聖ゲオルギウスは、まるでドンキ・ホーテのような表情です。
他にも、ドラゴン退治をテーマにした美術作品が展示されてました。
17世紀 絵画の黄金時代
《黄金の兜の男》
レンブラント派
どこか、憂いを秘めた表情は、豪華な黄金の兜とは対照的で、
悲惨な戦争だったことを想像させます。
《真珠の首飾りの少女》
ヨハネス・フェルメール
ぜひ、本物で左側から差し込む、柔らかな光の表現を
堪能してください。
私は、開館直後に行きましたので、
駐車場は大丈夫でしたが、お昼ごろには
駐車場は満車で、駐車場入り口は渋滞してましたので、
公共交通機関の利用をお勧めします。
折角、九州国立博物館まで来たので、
大宰府天満宮を散策してきました。
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