京都 大報恩寺「快慶・定慶のみほとけ」特別展

Weekend Horseman

2019年06月13日 23:10

令和、初の九州国立博物館!

特別展 『京都 大報恩寺「快慶・定慶のみほとけ」』を見てきました。

大報恩寺とは 京都で1220年に義空上人によって開創された真言宗智山派の寺院で、
快慶・定慶とは、鎌倉時代の仏師です。


今回も展示物の中から、私が興味を持ったものをいくつか紹介します。
(注)今回、掲載している展示物の写真は、
九州国立博物館より、ブログ掲載用に提供されたものを使用しています。

「釈迦如来坐像」(重要文化財)
「釈迦如来坐像」は大報恩寺の本尊であり、年に数回しか公開されない秘仏で、
快慶の弟子・行快が残した数少ない貴重な仏像です。


「十大弟子立像」(重要文化財)
「釈迦如来坐像」の周りに展示してあるのが、快慶が晩年に手がけた名品「十大弟子立像」です。


「目犍連立像」

神通第一の目犍連立像は実にリアルな作りです。

「六観音菩薩像」
運慶の弟子・肥後定慶作の「六観音菩薩像」です。

六道それぞれの衆生を救う6体の観音ですが、
鎌倉時代に作られているのに、驚くほど保存状態が良い観音菩薩像像で、
360°のの角度から見れるように展示してあります。

今回の展示物は、仏師たちの見事な腕前を堪能することが出来ましが、
出来れば、仏像をバラすと、どういう状態になるなかなどの参考展示があれば、
どういう風に作られているのかがわかりやすいと思いました。


折角、大宰府まで来たので、
令和ゆかりの坂本八幡宮にもよってきました。



ちなみに月曜日木曜日は、お宮をお世話されてる方がお休みの為、
御朱印は頂けないそうです。

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