2010年10月19日
トンカラリン
先日の日曜日に、
熊本県和水町(旧菊水町)にある、
トンカラリンに行ってきました。
トンカラリンとは、
切り石を組んだ隧道(トンネル)、U字型の溝、蓋石を乗せた地隙(地盤の裂け目)を、
延々460mに渡ってつなげた随道型の遺構です。
何の目的で作られたかは、諸説あって現在でも不明のままですが、
明らかに、自然の地形を利用して、人の手によって作られています。
【1.石舞台】
まずは、一番下にあるタンタン落としの前にある石舞台です。

この近くには、長力横穴の遺跡もあります。
【2.階段と石組暗渠】
左下の写真は、階段と呼ばれる場所です。
右下の写真のように、内部には7段の階段があり、
そこから先は70センチ四方のダクトのような通路が続いています。


熊本県和水町(旧菊水町)にある、
トンカラリンに行ってきました。
トンカラリンとは、
切り石を組んだ隧道(トンネル)、U字型の溝、蓋石を乗せた地隙(地盤の裂け目)を、
延々460mに渡ってつなげた随道型の遺構です。
何の目的で作られたかは、諸説あって現在でも不明のままですが、
明らかに、自然の地形を利用して、人の手によって作られています。
【1.石舞台】
まずは、一番下にあるタンタン落としの前にある石舞台です。

この近くには、長力横穴の遺跡もあります。
【2.階段と石組暗渠】
左下の写真は、階段と呼ばれる場所です。
右下の写真のように、内部には7段の階段があり、
そこから先は70センチ四方のダクトのような通路が続いています。


【3.中段にある地隙(地盤の裂け目)】
U字型の溝の先に、地隙があります。
上部は、切石の蓋石がのせてあります。
人が1人やっと通れるほど狭い通路ですが、
先に出口が見えますので、この中は、
比較的安心して通れます。


【4.上段にある地隙(地盤の裂け目)】
天井までは高さ7、8mの地隙が口を開けています。
こちらも、上部は、切石の蓋石がのせてあります。
中に踏み入ると、自然の壁から石が飛び出していて、
外光は全くなく真っ暗です。
ペルーの33人の気持ちがわかるような場所です。


この中を、さらに進んで行った先には、
人が這って通れるような、
四面切石の精巧なトンネルがあるそうですが・・・
私は一人で来たので、
さすがに、真っ暗な地隙奥までは入っていけませんでした。
これでは、トレジャーハンターやトゥームレイダーにはなれそうもありませんね。
【5.最上部にある石組暗渠】
左下の写真は上部地隙の奥にある、四面切石のトンネルの出口です。
石組暗渠の中は真っ直ぐではなく、何箇所か曲がっているそうです。
右下の出口付近の内部写真も、行き止まりではなく右に90度曲がっています。


暗所恐怖症及び閉所恐怖症の方には、お勧めできませんが
ミステリー好きや冒険が好きな方は訪れてみてはいかがでしょう。
但し、最低でも
水に濡れても良い靴、軍手、長袖、長ズボン、ライト、タオル
は必需品です。
U字型の溝の先に、地隙があります。
上部は、切石の蓋石がのせてあります。
人が1人やっと通れるほど狭い通路ですが、
先に出口が見えますので、この中は、
比較的安心して通れます。


【4.上段にある地隙(地盤の裂け目)】
天井までは高さ7、8mの地隙が口を開けています。
こちらも、上部は、切石の蓋石がのせてあります。
中に踏み入ると、自然の壁から石が飛び出していて、
外光は全くなく真っ暗です。
ペルーの33人の気持ちがわかるような場所です。


この中を、さらに進んで行った先には、
人が這って通れるような、
四面切石の精巧なトンネルがあるそうですが・・・
私は一人で来たので、
さすがに、真っ暗な地隙奥までは入っていけませんでした。
これでは、トレジャーハンターやトゥームレイダーにはなれそうもありませんね。
【5.最上部にある石組暗渠】
左下の写真は上部地隙の奥にある、四面切石のトンネルの出口です。
石組暗渠の中は真っ直ぐではなく、何箇所か曲がっているそうです。
右下の出口付近の内部写真も、行き止まりではなく右に90度曲がっています。


暗所恐怖症及び閉所恐怖症の方には、お勧めできませんが
ミステリー好きや冒険が好きな方は訪れてみてはいかがでしょう。
但し、最低でも
水に濡れても良い靴、軍手、長袖、長ズボン、ライト、タオル
は必需品です。
Posted by Weekend Horseman at 02:43│Comments(0)
│ 熊本