2010年01月24日
馬の動かし方
本日は、馬の動かし方です。
乗馬クラブへ行くと、乗馬の前に、
馬の乗り方や、動かし方について説明があります。
よく、馬を車に例えて、その操作方法の説明が行われます。
1.手綱を左右に動かすことで、進行方向が操作できます。(ハンドル)
2.馬のお腹を蹴ると速度が上がります。(アクセル)
3.手綱を引くと馬が止まります。(ブレーキ)
だいたい、このような説明がされると思いますが、・・・・・・・本当はどうなのでしょうか!
えっ・・・それってどういうこと?と思われるかもしれませんが、
ご心配は無用です。初心者の人が乗る為に用意されている馬達は
大人しくて、安全で、従順な馬ですから、説明の通りの動きをしてくれると思います。
私が、これからお話するのは、乗馬で馬を動かす為の考え方です。
騎乗テクニックではありません。
馬は生き物です。
いろんな事を考えたり、喜んだり、怒ったりする感情を持った動物です。
その馬に、人が乗るんですが、これは物理的に馬の背に乗っているだけです。
馬を動かす為には、馬の肢が動かなければなりませんが、
この馬の肢を動かしているのは、もちろん馬自身であり、馬の意思なのです。
けっして、馬のお腹を蹴る事と馬の肢の動きは直接的にはつながっていません。
手綱操作も同じで、手綱と馬の肢の動きとは直接的にはつながっていません。
まずは、このことを理解することが乗馬する上ではとても重要なことなのです。
馬に乗るという事は、
たとえ馬に動きを指示しているのが人間であっても、
その行動の最終決定権を持っているのは馬だと言う事です。
その為、馬の動きを制御する為には、
馬の脳とコミニケーションをとらなければなりません。
このことを、「馬の頭に乗る」と言います。
乗馬とは、
物理的には、「馬の背に乗る」事ですが、
その本質は、「馬の頭に乗る」事なのです。

乗馬クラブへ行くと、乗馬の前に、
馬の乗り方や、動かし方について説明があります。
よく、馬を車に例えて、その操作方法の説明が行われます。
1.手綱を左右に動かすことで、進行方向が操作できます。(ハンドル)
2.馬のお腹を蹴ると速度が上がります。(アクセル)
3.手綱を引くと馬が止まります。(ブレーキ)
だいたい、このような説明がされると思いますが、・・・・・・・本当はどうなのでしょうか!
えっ・・・それってどういうこと?と思われるかもしれませんが、
ご心配は無用です。初心者の人が乗る為に用意されている馬達は
大人しくて、安全で、従順な馬ですから、説明の通りの動きをしてくれると思います。
私が、これからお話するのは、乗馬で馬を動かす為の考え方です。
騎乗テクニックではありません。
馬は生き物です。
いろんな事を考えたり、喜んだり、怒ったりする感情を持った動物です。
その馬に、人が乗るんですが、これは物理的に馬の背に乗っているだけです。
馬を動かす為には、馬の肢が動かなければなりませんが、
この馬の肢を動かしているのは、もちろん馬自身であり、馬の意思なのです。
けっして、馬のお腹を蹴る事と馬の肢の動きは直接的にはつながっていません。
手綱操作も同じで、手綱と馬の肢の動きとは直接的にはつながっていません。
まずは、このことを理解することが乗馬する上ではとても重要なことなのです。
馬に乗るという事は、
たとえ馬に動きを指示しているのが人間であっても、
その行動の最終決定権を持っているのは馬だと言う事です。
その為、馬の動きを制御する為には、
馬の脳とコミニケーションをとらなければなりません。
このことを、「馬の頭に乗る」と言います。
乗馬とは、
物理的には、「馬の背に乗る」事ですが、
その本質は、「馬の頭に乗る」事なのです。

Posted by Weekend Horseman at 10:30│Comments(6)
│【乗馬】
この記事へのコメント
丁寧な お返事ありがとうございました。 是非 一度 挑戦してみます! 恐れ多くも、馬さんの頭に乗らせて 頂く気持ちで (^^;
Posted by birdie at 2010年01月24日 14:29
こんにちは、birdieさん
そうそう、人も馬も、気持ちが大事なんですよね。
Posted by Weekend Horseman at 2010年01月24日 18:44
馬にのる!ではなくて、乗せていただく
という事ですよねー。
どうしても人間優位になりがちです
Posted by kawasima at 2010年01月24日 23:19
こんにちは、 kawasimaさん
>乗せていただく
そうですね。その気持ちは大事ですね。
でも、それだけでは、馬は動いてくれませんよ。
やはり、騎乗者は馬に信頼されるリーダーでなくてはなりません。
もっと信頼関係が進めば、パートナーでも良いかも・・・・
でも間違っても、馬の尻に敷かれてはいけません。(^_^;)
Posted by Weekend Horseman at 2010年01月24日 23:40
はじめまして。
馬って生きているんですものね。
当たり前のことなのについ技術的なことを先に考えてしまっていました。
乗馬はあこがれで実際に乗った?乗らせてもらったことは数えるほどなのですが・・
洋馬は背が高くてどきどきしちゃいました。
そこが格好いいのですけどね。
一度モンゴルに乗馬をしにいったことがあるのですが、あのサイズのお馬さんは日本にもいるのでしょうか?道産子にはのれるのかなあ。
引き馬競争はニュースで見たことあります。
なんだか独り言みたいなコメントでごめんなさい。(^^;)
Posted by にゃご at 2010年02月06日 01:53
こんにちは、にゃごさん
モンゴル行かれたのですね。
モンゴルの馬は、小さいですよね。
サラブレッドのようなスピード感はありませんが、
粗食でも体力があり、
モンゴルの大草原を移動するのには適しています。
このサイズの馬は、道産子とか木曽馬、トカラ馬、与那国馬などの
和種のサイズにちかいと思います。
道産子とか木曽馬、与那国馬は、それぞれ騎乗させてくれる
乗馬施設がありますので、HPで調べてみてください。
それ以外でも、クォータホースなどは、
サラブレッドほどは大きくなく、
大人しく乗りやすい品種ですよ。
Posted by Weekend Horseman at 2010年02月06日 03:56